耳栓の遮音レベルは何dBが正解?用途別にわかる選び方
耳栓の遮音レベルは何dBが正解?用途別にわかる選び方【初心者向け】
耳栓を探していると、必ず目にするのが「遮音レベル○dB」という表記です。
でも実際は、遮音レベルが高ければ高いほど良いとは限りません。
むしろ遮音しすぎると、会話が聞こえない・不安になる・危険に気づけないなど、逆にストレスが増えるケースもあります。
この記事では、耳栓の遮音レベル(dB)が何を意味するのかをわかりやすく解説し、用途別に最適なdB目安を紹介します。
目次
そもそも耳栓の「遮音レベル(dB)」とは?
耳栓の遮音レベルは「どれくらい音を小さくするか」を示す数値です。
一般的には「○dBカット」や「NRR」「SNR」などの表記で表示されます。
- dB(デシベル):音の大きさを表す単位
- 遮音レベル○dB:耳栓が音を弱める目安
ただし、実際の遮音性能は「耳の形」「装着の深さ」「素材」によって大きく変わります。

dBが高いほど良い?遮音しすぎると起こる問題
「遮音レベルが高い=最強」だと思いがちですが、実際はデメリットもあります。
① 会話やアナウンスが聞こえなくなる
職場や外出先では、周囲の声やアナウンスが聞こえないと不便になります。
状況によっては危険につながることもあります。
② 静かすぎて逆に不安になる
耳栓を使うと、外の音が遮断されすぎて「孤立感」を感じる人もいます。
特に騒音に敏感な人ほど、静寂がストレスになる場合があります。
③ 自分の呼吸音や心臓の音が気になる(閉塞感)
遮音性が強い耳栓は、自分の体内音が大きく聞こえることがあります。
これが苦手な人は意外と多いです。
耳栓の遮音レベルは何dBが正解?用途別の目安
ここからは、目的別に「おすすめ遮音レベル」を整理します。
耳栓選びで迷ったら、まずはここを基準に考えるのが一番ラクです。
| 用途 | おすすめ遮音レベル | ポイント |
|---|---|---|
| 勉強・在宅ワーク | 10〜20dB | 遮音しすぎない方が集中しやすい |
| オフィス・職場 | 15〜25dB | 会話が必要なら強すぎない耳栓が◎ |
| 睡眠(生活音対策) | 20〜30dB | 装着感が重要。強すぎると違和感も |
| 電車・移動 | 10〜20dB | 周囲の音を適度に抑えるのが快適 |
| 飛行機 | 15〜25dB | エンジン音を抑えつつアナウンスが聞こえると安心 |
| ライブ・フェス | 10〜20dB | 音質を保ちながら耳を守るのが理想 |
| 作業現場(会話が必要な軽作業) | 15〜25dB | 指示や声を聞きながら騒音を抑えたい場合に◎ |
| 重機・爆音環境(安全保護優先) | 25〜30dB以上 | 日常用ではなく「聴覚保護具」レベルが必要 |
日常生活なら「遮音しすぎない耳栓」が最適な理由

多くの人が耳栓に求めているのは「完全な無音」ではなく、不快な雑音だけを減らして快適にすることです。
- 仕事中の雑音だけ抑えたい
- 家族の声は聞こえた方が安心
- 駅のアナウンスが聞こえないと困る
つまり「遮音しすぎない=使いやすい耳栓」ということです。
遮音レベルだけで選ぶと失敗する|耳栓選びで重要な3つの基準
① フィット感(耳が痛くならないか)
遮音性能が高くても、耳が痛くなると結局使えません。
特に長時間使うなら「柔らかさ」「圧迫感の少なさ」が重要です。
② 聞こえ方(必要な音は聞こえるか)
職場や外出先では「危険を察知できる」「呼ばれたら気づける」ことが大切です。
③ シーンに合うデザインか
日常使いなら、目立ちすぎないデザインの方が使いやすいです。
「耳栓っぽさがない」ことが継続利用につながります。
遮音レベルの表示(NRR・SNR)はどれを見ればいい?

耳栓には、遮音性能の表記として「NRR」や「SNR」が使われることがあります。
- NRR:主にアメリカで使われる遮音基準
- SNR:主にヨーロッパで使われる遮音基準
表記が違っても「遮音の目安」として捉えればOKです。
重要なのは、数値だけで判断せず「用途に合っているか」を考えることです。
よくある質問(FAQ)
Q. 睡眠用は何dBがおすすめ?
一般的には20〜30dBが目安です。
ただし遮音しすぎると閉塞感が出るので、装着感も必ず重視しましょう。
Q. 職場で使うなら何dBがちょうどいい?
15〜25dBが使いやすいです。
会話が必要な環境なら、遮音しすぎない耳栓が最適です。
Q. 子供には何dBが安全?
子供は大人より耳が敏感なので、強すぎる遮音はおすすめできません。
特に長時間の使用は注意が必要です。
使用する場合は「状況に応じて適度に音を抑えるタイプ」を選びましょう。
まとめ|遮音レベルは「高いほど正解」ではない
耳栓の遮音レベル(dB)は重要ですが、数値だけで選ぶと失敗しやすいです。
- 勉強・在宅ワーク:10〜20dB
- 職場:15〜25dB
- 睡眠:20〜30dB
- 爆音環境:30dB以上
日常生活では「遮音しすぎない耳栓」の方が、快適に使い続けられます。

日常の雑音を、ちょうどよく整える。
騒音に悩む人ほど、完全な無音ではなく「心地よい静けさ」が必要です。
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